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  [ 見知らぬとこで七色が 27(R18) ]
2011-12-23(Fri) 06:15:00
コウがタオルと変なボトルを持ってきてた。
タオルは俺の腰の下に引かれた。
ボトルは、中身を垂らして右手を濡らしていた。
「痛かったら言って」
コウは前置きして、俺の窪みに何か塗った。

ぬるぬるした感触からローションだと理解できた。
冷たかったけど次第に温かくなる、ローション。

つぷ、と窪みに何かが入った。
息苦しさと圧迫感に、息を詰まらせて少し呻く。

「ん、くっ」
「痛い?」
「いや‥平気‥」

コウの動きで、中に入ってきたのが指と判った。
中をゆっくりと慣らそうとしている。

コウは鼻筋通ってるし、背も高く、がたいもいい。
きっと、ソレも大きいに違いない。
まだ見ぬものを思いながら、ぶるっと震えた。

コウのが太すぎて痛くて挿らなかったら、どうしよう。
なんて武者震いすると、俺の中の指が、
あっという間に2本に増やされてしまった。

同時に、コウが俺のソレを舐める。
気持ちいいような気持ちよくないような、不思議な感覚に、
目がちかちかと眩しくなった。

「うあ、や‥コウ‥っ」
名を呼びながらコウの頭を触る。
傍にいることを確かめるように。

「イヤ?」
コウがソレを、ゆっくり吸い込んでいき、
じゅるりと美味そうにしゃぶった。
口が熱くてソレだけで腰が蕩けそうだった。

「じゃなくて‥おかしくなりそ‥っ」
「いいよ、ここでだけなら」

嬉しそうに言うコウ。
すると、コウが舌で先端を擦った。

「あ、あ、それダメ‥っ」
「それってこれ?」
「んんん、声が‥出る‥っ」
「エンの声聞かせて」

気のせいかコウの声がいちいちエロい。
ふと顔を見ると、やっぱり表情もエロかった。

こんな声とこんな顔で、
コウはいつも同性を相手しているんだろう。
って、今そんなこと考えて、むかむかしても、
どうしようもないんだけどさ。

せめての抵抗として、声を殺す。
口に手の甲を当て、喘ぎそうな自分を抑えていた。

慣れてる感じが悔しくて、コウを睨んだ。
瞬間、芯に触れられたようにびくびくと体が震えた。

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七色全話に拍手を下さった方、ありがとうございます!
登場人物推理物を楽しんで頂けている‥。
ということでいいのでしょうか‥。
遅足ですがこれからもマイペースで頑張ります♪


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