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  [ 見知らぬとこで七色が 31(R18) ]
2012-01-01(Sun) 07:35:00
「エンの顔見せてよ‥」
「イヤ、だ、あ、あ、あっ」
顔を覆っている腕を退かすように、
コウが腰のスライドを早めた。
それに合わせて、ソレを扱くスピードも早まる。
衝撃のような快感に、体をくねらせた俺は、
シーツを握り締めた。

「はあっ、ああっ」
「やっとエンを見られた」
「あ、う、そんな‥ことのため、に‥あっつっ」
「これ痛いの?」

コウが動きを緩めて、心配そうな表情をする。
痛かったわけじゃなくてつい呻いただけだった。

こんな顔のコウも悪くない。
けど、この緩い動きが、
逆にもどかしくて苦しくなってくる。
もどかしさからか、じわりと涙が溢れた。

「エン?」
「いいから‥このまま続けて‥」

コウは困ったように顔のまま、こくりと頷いた。
そして、ずんっと腰を重く突いてきた。
甘い痺れが全身を駆け巡って、脳髄まで支配される。
思わずシーツを破れるくらい握った。

「うああ、それくる‥っ」
「気持ちいい?」
「ん、いい、はあ、気持ちいいっ」

じわじわと混み上がるものに腰が震えてくる。
さっきと同等の感覚だった。
そう、こんなことされて俺はまた出そうになってきた。

「も‥出そ‥」
「いいよ、このまま一緒にイこうよ」

コウがソレを更に強く扱きながら、腰を突く。
肌と肌のぶつかる音が響いた。
それを聞きながら、ぎゅっと目を硬く閉じた。

「イク、あ、あ‥っ」
びくん、と体が跳ねると背が撓った。
真っ赤になった割れ目から、精が飛び散る。

コウはそれを手で受け止めながら、動きを止める。
そして、唇を噛みながら低く呻いた。
「う、く‥っ」

コウのが膨らんだのが伝わってきた。
中でイッたんだと思う。
コンドームしてるし、このままで大丈夫だろう。

肩で息をしながらコウが俺を見る。
そして、疲れてるくせに幸せそうに笑ってきた。
俺も、疲れていたけど笑ってみせた。
そのまま、ゆっくり唇を触れ合わせた。

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あけましておめでとうございます。
エロに終わり、エロに始まりましたが(苦笑)
今年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

大晦日に七色全話に拍手を下さった方、
ありがとうございます!
こんな小説ですが去年の締めくくりになれば幸いです。
素敵な新年になりますように(^▽^)

それでは仕事行ってきます(爆)


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