BLUE BIND
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蒼空と流星の狭間 (30)
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髪を失った方へ髪を寄付している
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水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 決めたゴールを走れ 19 ]
2012-03-02(Fri) 15:00:00
「俺はここで寝るんですよね?」
「ああ、そうだ」
「後藤野さんの部屋は?どこなんですか?」
俺はソファに座りながら訊ねた。
ここよりゴージャスな部屋に宿泊するんだろうけど、
だったらここへは何しにきたんだろう。
もしかしてバカにしにきたんじゃあるまい。
庶民が泊まる部屋を見ながら、鼻でふんと笑うのだろう。
この人だったらそれすらしかねないから怖い。
「ここに決まってる」
後藤野さんは、しれっと言った。
「ここなんですか?」
「ああ。ツインだからな、俺もここに泊まる」
しばし石化した。
自力でそれを解除して、慌ててベッドルームを見る。
シングルベッドが並んであり確かにツインだった。
ヘルメットを投げつけてくるような人と、
俺はここに泊まるらしい。
ツインルームだと知らずにここへ入ってしまったが、
何もかも危なすぎる。
メットならまだしも、そこら辺の花瓶を投げつけられたら、
惨劇となりサスペンス劇場になってしまう。
だらだらと冷や汗が流れていった。
体と心が、危険じゃないかと警告しているように。
「俺とここで寝るのイヤですよね?」
「しょうがないだろ。
このホテルは人気があるから満室だったんだよ」
「それにしては、よくツインをとれましたね」
「俺はどこに泊まる時もツインだ。
そうすれば、いつでも女を連れてこられるからな」
そこまで考慮してホテルを予約してるのか。
それにしても、いつでも女を連れてこられるって、
かなりの遊び人らしい。
まあ、俺にはそんなの別にどうでもいいけど。
「ついでに言っておくが、
3年くらいはもう同伴してないぞ」
「どうしてですか?」
「これまで遊んできたせいか飽きてきた。
あとは筋トレが楽しくてな、
セックスより筋トレするほうがいい」
俺はセックスにも筋トレにも、どっちにも興味はない。
いや、セックスは嫌いじゃないけど、
女性とそこまでの関係になるのが面倒になっていた。
だからと言って、そういう店もあるが行くつもりもない。
わざわざこの人にこんなこと話すつもりはないけど、
そういう点で気が合いそうだ。
それにしても、気持ちがもう滅入ってきた。
こんなホテルに宿泊できる機会なんてないけど、
後藤野さんと一緒なら、野宿のほうが天国だ。
「おい」
「あ、はい」
声色もおかしく裏返る。
「とりあえず、ごはん食うぞ」
「どこかに行って食べるんですか?」
「いや、ここで食べる」
後藤野さんはフロントに電話をかけて、
食事をここへ用意するよう依頼する。
電話が終了し、次にこんなことを言ってきた。
「お前とりあえず脱げ」
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