BLUE BIND
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 青い空を見上げて2nd 4(R18) ]
2010-06-28(Mon) 19:50:36
阿久津城
日曜の午前。
やっとご飯の準備が整った。
おかずも並べたしジャーも切れたし、
みそ汁をよそるだけで食える。
あとは、ウツミを起こすだけだ。
外したエプロンをイスに引っかけて、ウツミの部屋にいった。
ノックの反応がなくて、そっと扉を開けると、
静かな寝息を立てて、ウツミは丸まって寝ていた。
これはクセらしく寝る時はいつもこうだ。
始めの頃は、丸まりながら震えていた。
だけど、抱き締めてやったり、頭を撫でたりして、
震えは少しずつ治まった。
普段も可愛いけど寝顔も可愛い。
起こすのがもったいないと思いながらも、
柔らかい頬をつついた。
「‥ん」
くぐもった声で唸るだけで、起きる気配は無かった。
それならと、ぎゅっと鼻でも摘んでみる。
「‥むぐ」
ウツミは息苦しそうにして寝返りをうった。
おいおい、これでも起きないのかよ。
耳に顔を寄せ、ぽつりと恥ずかしいことを呟いてみた。
「ウツミ愛してるよ」
我ながら恥ずかしい。
ウツミは寝ているしたぶん聞いてないだろうけど、
ここはとりあえず笑ってごまかそう。
あははは、愛してるなんて言っちまったぜ。
と、ウツミの顔が真っ赤になっていた。
「タヌキめ。起きてるならごはん食うぞ」
ベッドに座って、ウツミの髪を掻き上げてやる。
額の傷も、今となっては愛しいもんだ。
「‥おはよ」
ゆっくりと目を開けるウツミは、すっげ照れていた。
「おっす」
いつもは、ここでおはようのキスをするんだけど、
ワンパターン化してるかもと思い、ウツミに覆い被さって、
ほっそりした首に息を吹きかけた。
「‥ひっ」
ぞくっと体を震わせるウツミ。
「感じた?」
敏感な反応に、ついつい顔がにやける。
ウツミは俺をシカトして、溜め息をついて体を起こした。
「シカトすんなよ」
俺は、ウツミの体を布団に押しつけて、ぎゅっと抱きついた。
細い体、だけど、抱き心地が良い。
ウツミらしい、甘ったるい匂いがたまらなく好きだ。
「‥ジョーの頭ってソレばっかり」
「ソレって何だよ?」
「‥セックス」
言いながらウツミが赤くなる。
いささかその単語にはまだ抵抗があるみたいだ。
「じゃあ、ウツミはどうなんだよ?」
「‥は?俺が何?」
どうやら質問の意味を理解していない。
「だから、そんなこと言うウツミこそ、
いつもそういうの気にしてんだろって聞いてんだよ」
「‥そんな‥こと‥は‥」
ない、とどうやら言い切れないのか、
ごまかすように言葉を途切らせてしまった。
続きを急かすのに、ウツミの両手を拘束してやる。
びっくりしたウツミに、トドメを刺してやった。
「そんなこと、何?」
ウツミは黙り込でしまう。
どうやら、いたずらに追い詰めすぎた。
柄にもなく調子に乗りすぎて、反省。
「ごめん。ちょっとイジメすぎた」
耳元で、甘ったるく囁くと、
ふるふると首を振ったウツミが、にこりと笑った。
時折こうやって素直になるウツミが可愛い。
ウツミの両手を開放しながら、俺の唇をウツミの唇に重ねた。
「‥ん」
ウツミは抵抗をせずに、じっと受け入れた。
エサをついばむ鳥のように、唇を突きながら軽く吸ってみる。
「‥くすぐったい」
くすりと笑ってウツミが呟くと、負けじと俺のマネをした。
ちゅ、ちゅ、と音を立て、2人で同じ行為を、繰り返す。
「本当だ。くすぐったいな」
「‥だろ?」
にこにこと目をほころばせ、ついばみ合いを続けた。
こういうじゃれ合いってすっげ楽しい。
次第に、ウツミが舌を見せてきた。
尖った舌先を吸うと、ウツミが熱い息をもらす。
「‥は、ん‥ジョー‥んう‥」
ウツミの声に俺の体が熱くなってきた。
「エスカレートしそう、俺」
「‥うん。エスカレートして」
ウツミの両腕がぐいっと、俺の首に回る。
昨日あたりからウツミの様子がおかしい。
こんなこと言うのも珍しいくらいだ。
まあ、おかしいのに便乗させてもらって、
エスカレートさせてもらうけどさ。
そっと目を閉じると、ウツミがより深く舌を絡ませてきた。
唾液の絡まる卑猥な音と、大胆なウツミのその行動に、
やんわりと俺の下半身が張ってくる。
ウツミと体を重ねることが全く飽きない。
きっと体の愛称が良いんだな。
けど、俺はまだウツミに口でされたことがない。
色んな体位は試したけど、
それだけはまだ抵抗があるみたいだ。
まあ、ウツミも色々な面で成長しているし、
急がないでゆっくり歩めばいいか。
キスをしながら、短パンの上からウツミに触れる。
俺と同じ、キスだけで興奮していた。
ゆるゆると手を上下に動かすと、ウツミはびくっとした。
「‥あ、はぁ‥」
キスと同時に刺激されて、ソレが震えるのが伝わる。
唇を離し、ウツミの首筋にキスをした。
「‥んっん‥なあ、ジョー‥」
「何?」
「‥今日は、ここから先を俺がしてもいい?」
突然の発言に、ぴたっと俺の手が止まった。
「それって‥どういう‥」
「‥ジョーのを俺が口でしたいんだ。いいだろ?」
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