BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
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その雪景色窓辺より (42)
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青い空を見上げて3rd (70)
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見知らぬとこで七色が (42)
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 決めたゴールを走れ 33 ]
2012-03-22(Thu) 06:00:00
光さんのワインラッパ飲みに、チーム内で歓声が上がる。
俺はそれを見ながら、静かに日本酒を飲んでいた。
それにしても光さんは変わりすぎだ。
これが素なのかと思うと、ギャップに苦笑いする。
「チーフ、飲んでますか?」
隣にやってきたのは瀧だった。
青りんごサワーのジョッキを携えている。
「まあ、それなりに」
「後藤野さん、あり得ないくらい変わりましたね」
「変わったのかこれが素なのか判らないけどな」
「あはは、そうですね。どっちですかね」
瀧はサワーを飲むと、嬉しそうに笑った。
「でも、どっちでもいいです。
今すごくチームってものを感じていますから」
瀧のような思いを、光さんやみんなも感じているだろうか。
少しだけでも感じてくれていたら嬉しいんだけど。
ワインを空にした光さんを見てから、瀧に笑う。
「俺もすごく感じている。チームっていいよな」
その時、背後からきた人物に、がばっと肩を組まれた。
持っていたコップが落ちそうになる。
「瀧、チーフ、楽しそうにエロ話しですか?」
にゅっと顔を出したのは、佐原だった。
顔が真っ赤で、かなり酔っていると見える。
「佐原、ちょっと飲み過ぎだぞ」
と言って周りを見ると、みんなも相当酔っていた。
中には横になり、眠ってしまった者までいる。
ここは早朝まで貸切で、寝てもいいと言われていた。
オフもなくレースが続いていたから疲れているだろう、
というオーナーの計らいである。
ちょうどいい室温となっている広間は、
座布団を枕にしたらぐっすりと全員が眠れそうだった。
そのオーナーは監督と片隅でひっそりと、
こそこそと話しながら飲んでいる。
片隅だけアダルトなムードが完成されていた。
そうして、飲んで3時間が過ぎると、
チーム内でもそれぞれにばらけ初めた。
バーへ行く者、キャバクラへ行く者、
ここでまだ飲んでいる者、ここでもう寝てしまった者と、
各々が好きなように行動を始めた。
俺はこれからどうしようか考えていた。
眠いほどは飲んでないが、ここで飲み続けるのも体に悪い。
瀧はとっくに寝てしまった。
三木谷と佐原は、他のメンバーとキャバクラへ行った。
監督とオーナーはバーへ行ったんじゃないかと思う。
俺はトランスポーターに戻って、ソファで横になろうかな、
なんて思った時だった。
「おい、聖」
隣にやってきた光さんが、にやりとした。
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