BLUE BIND
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Author:水色
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初めにお読みください (1)
青い空を見上げて (31)
僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
君、何を想う (9)
風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
ゴールの先に在るもの (11)
銀の翼が恋を知る (41)
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 決めたゴールを走れ 76(R18) ]
2012-05-08(Tue) 06:00:00
顔を左右煮傾け、味わうようにキスを交わす。
ふと、光さんの手に触れた。
手はまだ痛いけど、体温を求めて指先を絡める。
それをきっかけにして、ぬるりと舌が入ってきた。
光さんの舌が、俺の口腔を犯す。
舌の先を、ちゅっと吸ってきたかと思ったら、
ぐぐっと深く舌を差し入れてきた。
「は、あ‥っ」
思わず呻くと、光さんが笑った。
その光さんが離れて、ベッドを顎で示した。
光さんを見ながら、シーツの上にあぐらで座る。
その足を割って、光さんが入ってくる。
俺の顔を手で包み、またキスをした。
体に重みをかけられて俺は倒れていった。
切なそうな顔が、俺の上に乗る。
ケガした手で頬に触れた。
ほんのり赤みの差した頬が、少し熱い。
キス中に目を開けると、妖美でエロい表情をしていた。
顔を思わず引き寄せ、キスを続ける。
光さんの手が、俺の首筋を滑る。
ぴくりと体が震えた。
その手は探るように、首筋から鎖骨、胸、腹へと滑る。
人にこんなにも触られたことはない。
だからなのか、くすぐったいどころか、
体中どこもかしこも気持ちいい。
光さんの体も、触ったほうがいいのは判っている。
だけど、いかんせん手のケガが辛い。
興奮してきたせいで血流がよくなったのか、
気持ちいい反面、手がぴりぴりと痺れてきた。
と、光さんがそれを察したのか、そっと囁いた。
「聖、そのまま何もするな」
囁いた後、耳たぶを舐められた。
ぞくりと腰が震える。
「んん‥はい‥っ」
上擦った声色に、光さんがにやりと笑った。
「いい声だな。ぞくぞくする」
「そういうこと言うのやめて下さい」
「いいじゃんかよ」
「セクハラで訴えますよ」
「セ‥セクハラ?」
慌てる光さんに、おかしくて笑ってしまった。
俺がわざと言ったと判ったのか、光さんが拗ねる。
「おい、聖。言うようになったな」
「あはは、すみません」
「謝ったくらいで許すかよ」
胸の尖りを指で摘まれ、もどかしい優しさで擦られた。
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