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  [ 決めたゴールを走れ 82(R18) ]
2012-05-16(Wed) 04:15:00
腰を突き出し、最奥で射精した。
5年ぶりのセックスはあまりにも刺激的で、
そして、呆然とするほど気持ちよかった。
しかも、中でなんて出したことがない。
それがこんなに気持ちいいなんて、始めて知った。
いや、パートナーが光さんだからこそ、
こうすることがこんなにいいのかもしれない。

腰をびくびくと震わせ、残りを絞る。
出尽くした途端、ぐったりと脱力してしまい、
ベッドに体を沈めた。

「すげ、聖の熱い‥たくさん出たの伝わってくる‥」
心なしか嬉しそうに、腹に手を添え、
光さんがうっとりと呟く。

俺がこんな顔をさせた、というだけで、
すごく嬉しくて、でれっと頬が緩んでしまった。
ああ、やばい、光さんのこと好きすぎる。

「おい、聖。やるじゃんかよ」
不意に光さんが不敵に笑った。
何のことか判らずにいると、繋ぎ目に指が這う。

「萎えるかと思ったら硬いままだな」
「あ、いや、これは‥その‥」
光さんを好きだと思っただけで、
萎えかけていたソレが硬くなっていた。

これまでは1回のセックスで充分だった。
出してしまえば終わりで、インターバルがあろうとも、
硬くなったことは今までなかった。
おかしい、これまでこんな経験をしたことがない。

そんなことを考えていると光さんがキスしてきた。
そして、繋がったまま後ろにゆっくり倒れていった。
上下が逆転し、俺のほうが上になる。

「まだできるだろ?」
俺の腰に足を回し、がっちりと固めらながら、
にやりと光さんが笑う。

まだまだ物足りないのか、光さんのソレも硬いままだ。
先から溢れた蜜を、見せつけるようにぽたりと零している。
その誘いに乗り、体を起こして腰を突いた。

「ええ、まだできます」
「んっあ、あ、あ、く、はあ‥そこ‥すげ‥っ」
体をくねらせている光さんから、
多量の汗粒が、つつっと体を流れていく。

俺のスライドに合わせて、光さんのソレが揺れた。
揺れる度に、粘っこい液をぽたぽたと垂れている。
そんな光景もまた卑猥で、俺のスライドが早くなった。

光さんの言う、そこ、と言うところを擦る。
ここなのか、という場所を重点に攻撃すると、
白い喉が反り、中がきゅんと締まった。

すぐにでもイキそうだった。
だけど、俺じゃなくて光さんにイッてほしい。
光さんのやらしい姿、もっと見たい。
俺だけのものだって確かめたい。

人差し指と親指で、輪を作り、光さんのソレを扱く。
左手は、そこだけはケガを逃れられていた。
ラッキーと思うべきだが、左手だからちょっと下手だ。

すると、白い喉がくんっと仰け反った。
ベッドのスプリングが、より軋んで弾む。

「ふあああ、それ、やば、聖‥っ」
「光さん緩めて下さい‥きつい‥です‥」
「ムリ、あ、あううう、またイク‥っ」

びくんと体を弾けさせて、光さんは達した。
ぷっくりと膨れ上がったソレの割れ目からは、
びゅるっと精液が放出される。
中で締めつけられて俺も達してしまった。

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