BLUE BIND
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Author:水色
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青い空を見上げて (31)
僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
君、何を想う (9)
風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
ゴールの先に在るもの (11)
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 銀の翼が恋を知る 3 ]
2012-07-08(Sun) 04:40:00
「リュウ、まずは場所を変更しよう」
「何だよ急に。まあいいけど、どこにするんだ?」
「どこでもいい。俺は何だか腹が減った」
ずっこけそうになった。
「あのさ、俺は今!ここで!
タツに好きだって言ってんの!」
「それは判った」
「じゃあ、腹が減ったって急に何だよ」
「だからさっき言っただろう。
俺は何だか腹が減った。どこかに行こう」
タツの腹が鳴った。
つられるように、俺の腹も鳴る。
深い溜め息を吐き、ぐったりと呟いた。
「ああ、もう、判った判った。
だったら自主練終わりにして、
今からファーストフードに行こうか」
タツのペースに乗せられてしまい、自主練が終了。
練習着から私服へと着替えて、
仕方なくファーストフードへ出発した。
気まずくて黙ったまま歩いていく。
ファーストフードに到着してメニューを注文し、
2階に上がって客席に座った。
タツの向かいに座って、
俺はタツが頼んだのと同じハンバーガーを食べる。
「って、違うだろ」
「何がだ?」
「さっきの返事聞かせろ。
付き合うのか付き合わないのか」
「その前にちょっと話していいか?」
ハンバーガーを食べ終わったタツが、
ノートとシャーペンを取り出して、
テーブルに身を乗り出した。
そこへ、現在のフォーメーションを記入していく。
「これ、どう思う?」
「どうって、フォーメーションはいいけど、
先輩達がそれぞれ配置したら、全てが穴だな。
俺達よりも先輩なのに、チームワークばらばらだし」
「同意見だ。チームワークもそうだが‥」
このサッカーバカは、告白を無視し、
フォーメーションがどうの、テクニックがどうの、
とサッカーの話を始めやがった。
そして、あっという間にノートに書いたことが、
いっぱいになってしまった。
ほんの一瞬だけ腹立った。
だけど、タツの気持ちも理解できる。
俺達がいたという有名なクラブチームは、
強さを求めて、全国から練習生が集結した。
試合のためならどこにでも出向いた。
練習も合宿も、ハードだったけど、
勝つことが楽しくて嬉しくて、
一丸となってみんなで頑張っていたんだ。
それに比べて、サッカー部はレベルが低すぎる。
勝つためのサッカーではない。
楽しむためのサッカーをしている。
これでは、勝てるものも勝てはしない。
監督曰く和賀校は、
キャプテンを中心に練習の内容や方針が作成される。
卒業した先輩達は、かなり厳しかったと聞いた。
現在の3年と2年は反動で、
それらをかなり緩くしてしまったらしい。
勝ちたいからそこ厳しいメニューに耐える、
そんなの当たり前だ。
俺もタツもサッカーで勝ちたい。
勝つことを楽しみたい。
その思いだけは同じだった。
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