BLUE BIND
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寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ そして水の言葉は生まれる 7(R18)(スカ注意) ]
2012-08-12(Sun) 04:20:05
笹崎侑津弥
下っ腹が、心なしかぽっこりと膨らんでいた。
おしっこがかなり溜まっているんだと思う。
突かれる度に。
擦られる度に。
ソレを握る力が強くなる。
「ウツミ、もうイキそう?」
息を荒げながらジョーが俺に訊ねてきた。
ソレを握っているからそう思ったのだろう。
射精したいんじゃなくて尿意があるだけだ。
ただの生理現象なのに、言うのが恥ずかしい。
イクまで黙っていれば持つかもしれない。
ひくひくと苦しそうにソレが震えている。
先から粘っこい蜜が、とろとろと溢れてもいた。
蜜ならまだしもおしっこが出てこないよう、
ソレを強く握り締めながら首を横に振る。
「‥平気‥あ、あ、あ‥っ」
「イキたかったらイッていいから」
「‥ああ、あう、う‥ん‥っ」
ふっと吐息が耳元にかかる。
熱い息と、脳に響くようなエロくて低い声に、
ジョーの気持ちよさがピークなのが理解できる。
ジョーは俺を達させようとソレの先を擦ってきた。
指先で摩擦し、時には軽めに摘んでくる。
段々と痛痒くなってきたけど快感に変化していった。
とうとうピークを超えようとしていた。
イヤな汗が額からたくさん滲み出てきている。
腕や膝が、がくがくと酷いほど笑っていた。
このままだと意識も遠退きそうだ。
俺、頑張って我慢したよな。
ここまでよくやった、と我ながら思う。
もう、どうなってもいいや。
涙目で、ジョーに振り返った。
「‥ジョー‥もれそ‥う‥っ」
そう言うも、ジョーの動きは止まらなかった。
「だから、イッていいんだって」
「‥違‥あう、うう、おしっこ‥もれそ‥」
ようやくジョーに伝わったらしく、動きが弱まった。
ただ、弱まっただけでスライドは続いている。
「え?マジ?あ、トイレ行くって言ったのは‥」
「‥ん、おしっこ‥したくて‥はあ、ああっ」
「何でさっさと言わないんだよ」
「‥だって‥ジョーがトイレに入ってきて‥ふああっ」
ソレが潰れそうなほど握った。
この手を離したら、おしっこが出てしまう。
状況を把握し、ジョーの動きが止まる。
ジョーは体を繋げたままトイレの蓋を開けると、
方向転換し、俺の体をゆっくりと前に傾けた。
そして、ソレを握る手にジョーが手を添えてくる。
「もう我慢するな。ここでしろ」
しろ、と言われて便器を見つめた。
していいんだと思っただけでぞくりと震えた。
「‥するから‥ジョー見ないで‥」
「そんな場合じゃない。ほら、早く出せ」
ジョーは俺の後ろにいるから顔が見えない。
だけど、嬉しくてにやついているように思う。
そうと判っても、どうすることもできない。
本当にもう我慢できない。
血を滾らせているソレをできるだけ下に向けて、
ゆっくり手を緩めていく。
添えられたままのジョーの手が、
ぴくりと震えるのがこっちに伝わった。
ちょろ、と出てきたおしっこが勢いをつけて、
トイレ目掛けて放出していった。
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