BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
君、何を想う (9)
風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
ゴールの先に在るもの (11)
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最終更新2013.6.2
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 銀の翼が恋を知る 15 ]
2012-09-03(Mon) 05:55:00
練習後、2年生と1年生を集合させ、
部室でサテライトアイを説明することになった。
三波とタツは笑顔で、目を輝かせて生き生きしている。
チーム全員でサテライトアイを活用できたら、
マリオにスーパースターも同然だから笑顔にもなるか。
前に立つ俺は、既にげっそりとして疲れていた。
この特殊な能力への、不安や恐怖や好奇の視線、
そういったものが怖かったのだ。
だから、俺はサテライトアイを隠してきたし、
悟られないようにへらへら笑ってきた。
人間は、自分にない能力がある人物のことを、
恐怖に感じて距離を置く。
いわゆる己の身を守るためであり、当然の行為だ。
マジメに説明して理解してくれたのは、
これまでタツしかいなかった。
俺にとってのタツは安らぎでもあった。
説明をちゃんとできるのか。
期待されるようなことではないのに。
理解されなかったらどうしよう。
不安や恐怖が、ねとねとと俺に纏わりつく。
そんな思いを知ってか知らずか、
タツが俺の隣に立って、マーカーを手にした。
ホワイトボードに、フィールドを書いて、
それにマス目を加えていき、
マグネットで味方チームと敵チームを表示して、
立体のイメージについて説明してくれた。
時々、タツは俺のことを見てくる。
サテライトアイの説明はこれでいいのか、
と確かめるような目に、俺は何度も頷いた。
その度にタツも頷いた。
ここにいるのは、全部で9人。
2年生が、タツ、俺、小高、五十嵐。
1年生が、宍戸、七瀬、山木、九重、
そしてマネージャの三波というメンバーだ。
もちろん3年生は論外となっている。
最初は全員の頭上に、ハテナが浮かんだ。
もちろん、それは当然の反応だった。
サテライトをすんなり受け入れられるのなんて、
後にも先にも、タツぐらいだろう。
俺はサテライトを覚えたわけではない。
むしろ、自然に取得した。
少しずつでも感覚として捉えてもらって、
イメージとして持ってもらえばいい。
そうすれば、ゲームワークも上手くできるはずだ。
「改めて聞くと、リュウ先輩の能力すごいですね」
三波が感心した。
「そうだな。俺もそれは認める。
だからこそ、やはりキーパーではなくFWに‥」
「タツってばしつこい」
「うむ、すまん」
タツにしては珍しく焦って謝ってきた。
そう言えば、明日は顧問が不在で、
サッカーが休みだったのを忘れていた。
あとで、タツの家に遊び行っていいか、
さり気なく聞いてみよう。
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