BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
君、何を想う (9)
風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
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ゴールの先に在るもの (11)
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最終更新2013.6.2
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 銀の翼が恋を知る 16 ]
2012-09-07(Fri) 05:35:00
翌日、タツの家に遊びにきた。
家族はみんな外出していて、
タツが1人で留守番だという。
昼ごはん用にパンを持ってきて、
ようやく食べ終えたとこだ。
タツはお茶を、俺はコーヒーを飲んで、
ふうと一息つく。
いつもは何事もきっちり片付けるタツが、
パンのビニール袋をそのままにベッドに座った。
顔がぼんやりしているように見える。
ビニールを纏めてから、タツの隣にそっと座った。
「どうした?」
そう訊ねると、タツは天井を見上げた。
「リュウの力が羨ましい」
サテライトのことを言っているのだろう。
確かにタツにとっては羨ましいのかもしれない。
俺はサテライトアイを隠してきた。
タツ以外に説明しても、
気持ち悪がられたり不気味に思われてきた。
周囲からとても不信がられて、
ようやくこの力が特殊な能力と判ってきたんだ。
三波にサテライトを説明したのは、
能力をサーチする分析が、人よりも長けていたのと、
あとは、信じてくれそうな気がしたからだろう。
まあ、能力を言うのに勇気は要ったけど。
タツはサテライトを羨ましく思ってくれている。
そういう思いにむかついたことも多くあったけど、
今はちょっと嬉しいなって思う。
「あげようか」
「何をだ?」
「俺のこの力をタツに」
「そんなことできるわけなかろう」
なかろうって、ここは江戸時代かっての。
ツッコミを入れようかとして止めた。
言えないムードが漂っていた。
タツが珍しく沈んでいる。
沈んでいるというよりはブルーな感じだ。
きっと、色んなことを考えすぎている。
それが俺には判るんだ。
だからこそ、タツの背を強く叩いてやった。
「いつまでそんなこと言ってるつもりだよ。
サテライトなんてなくても、
タツにしかやれないプレイがあるだろ?
それをやればいいんだよ。俺とタツは違うんだ」
きょとんとしたタツが、ふっと笑った。
「そうだな。俺らしくなくて済まなかった」
「判ればいいんだ」
「なあ、リュウ、キスしていいか?」
今度は、こっちがきょとんとした。
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