BLUE BIND
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Author:水色
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その雪景色窓辺より (42)
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青い空を見上げて3rd (70)
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蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
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ゴールの先に在るもの (11)
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最終更新2013.6.2
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 銀の翼が恋を知る 22 ]
2012-10-04(Thu) 06:00:00
三波とマキの騒動もあったが、
どうにか無事に解決となった。
結局、あいつらは交際したみたいだ。
こんなに親身になって相談乗ってやったのに、
俺達よりも進んだと見える。
焦りはしないし俺とタツのペースもあるが、
やっぱり悔しいと思った。
そして、冬季の選抜に向けての本格的な練習が始まった。
3年生と2年生は、あまり残っていない。
と言うのも、上級生のぬるいサッカーに嫌気がさし、
ここを去っていったやつらが多いからだ。
サッカーから他の運動部に移ったやつもいる。
それはそれで、しょうがないし、
今更、戻ってきてくれと言えるはずもない。
幸いしたのがマキが入ったことだろうか。
これまでGKは俺だけだったから、
マキがいれば何かあればすぐに代わってもらえる。
マキには、GKとしての才能がある。
こいつがサテライトをマスターしたら、
すごいGKに化けるに違いないだろう。
それでも、すぐにはGKを譲れないけどな。
サッカーは順調だった。
タツとの関係も順調なんだけど、
俺はなぜか心がもやもやしていた。
そろそろ、タツと繋がりたいと考えていた。
たぶん、マキと三波の影響だろう。
体で繋がることを深く考えたことは、
これまで全くなかった。
でも、マキと三波のいい関係っぷりに、
ああなりたいと思ってしまっていた。
タツにそれを話したらどう思われるだろう。
気持ち悪いと思われるか、最高の考えと思われるか、
それとも、それしか頭にないのかと呆れられるか。
でも、キスはタツからしてくれたし、
ソレだって曝け出し済なんだから、
次のステップに進んでもいいはずだ。
と、考えていたら小高にシュートを決められた。
小高の背後で、タツは溜め息をついた。
ドンマイ、とマキにまで励まされてしまい、
汗をかきながらへらへらと笑うしかなかった。
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