BLUE BIND
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Author:水色
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初めにお読みください (1)
青い空を見上げて (31)
僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
君、何を想う (9)
風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
ゴールの先に在るもの (11)
銀の翼が恋を知る (41)
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最終更新2013.6.2
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と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 銀の翼が恋を知る 29(R18) ]
2012-10-26(Fri) 05:00:00
そっと首に唇を寄せると、タツが震える。
その反応に感動して、思わず笑った。
堪らなく好きで愛おしい。
やっとタツの全てが俺のものになる。
俺の全てが、タツのものになる。
吐きそうなくらい嬉しかった。
タツの体に唇をくっつける。
味はないけど味がするような気がした。
唇が、タツの真ん中を捉えた。
熱くて硬くて、震えながら反っている。
俺ものも同じで、にやけてしまった。
ちゅ、とソレにキスをする。
「‥ん」
タツが恥ずかしそうに呻いた。
キスしてから、つつっと舌を這わしてみる。
こんなもの舐めるのは初めてだったけど、
タツのものだからか、抵抗はほぼ皆無だった。
実は、ちょっと不安ではあった。
タツのソレを舐められなくて、
タツをがっかりさせたらどうしようか、
と密かに思っていた。
もちろん、そうしなくてもセックスはできるけど、
やっぱり全身愛したいって気持ちはある。
そうならなくて、マジでよかった。
先っぽには蜜がいっぱい溢れている。
舐めるとしょっぱい味がした。
汗とも違う、癖のあるしょっぱい味だったけど、
タツらしい爽やかな味だった。
先端から根元へと、銜えながら下りていくと、
ソレが口の中で大きくなった。
「‥はああ」
タツの腰がぶるっと震える。
俺のしていることで感じてくれている。
それが嬉しくて、何度も上下した。
そうしながら、手にローションを垂らして、
タツの後ろに塗りたくる。
ひく、とタツの窪みが揺れた。
だけど、ちゃんと覚悟してくれているのか、
動揺するような行動はなかった。
まずは人差し指を挿入する。
思ったよりすんなり挿ってしまった。
少しの間、指1本で、中をじっくり解していく。
タツのソレが時折びくびくと反応した。
中指も、薬指も、と頃合を見ながら本数を増やす。
タツからは痛いとは言われなかった。
「タツ、大丈夫?」
「ああ‥大丈夫だ‥」
タツは痛みや辛さに強い。
だからこそ、余計にちょっと心配になる。
本当は、ムリしてるんじゃないかって。
「リュウ‥もう‥大丈夫だ‥」
「え?もうって?」
「そればかりでは‥リュウも辛かろう‥」
薄暗い部屋で、タツの濡れている瞳が、
じっと俺を見つめる。
それは、決心している表情。
俺は、答えるようにゆっくり頷いた。
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