BLUE BIND
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
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体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 青い空を見上げて2nd 17(R18) ]
2010-07-05(Mon) 10:10:51
笹崎侑津弥
目を開けると俺は裸だった。
ひんやりとした床のようなところに横たわっている。
ぴくりとも動けない。
どうやら誰かに押さえ込まれている。
ふと見上げると、ジョーが俺の足を持ち上げつつ、
体を動かせないように腕を押さえつけていた。
足元に、すりすりと俺の尻を撫でている、クレウスもいる。
2人共、生まれたままの姿だった。
「どうだ、クレウス。ウツミのここキレイだろ。
ウツミは毛が薄いから、ここがよく見えるんだ」
「とても見えマス。じゃあ、もういいデスカ?」
「そうだな。そろそろ、ここに挿れてやれよ」
ジョーは笑いながらクレウスに頷いてみせた。
クレウスは己のソレを掴み、俺の入口に先端を当てる。
背筋が、ぞくりとした。
「‥何、するんだ」
「大丈夫デス。ウツミはさっきジョーとしてるから、
ここはいつでもオーケーになってマス」
悪びれもせず笑っているクレウス。
クレウスでは埒が明かない。
それなら、とジョーを見て体をよじった。
「‥ジョー離せよ」
「まあまあ、そんなに気にするなよ」
ジョーも、にたにたと笑っている。
2人の異常な行為に、冷や汗がたらりと頬を伝う。
クレウスに、ソコがこじ開けられた。
「‥イヤだ、やめろっ」
はっと目を開けた。
急に押さえつけるものがなくなって体を起こすと、
俺はベッドの上にいた。
自分の部屋を見回し、ほっとする。
シャツが汗でぐっしょりと濡れていた。
水曜の早朝。
携帯の時計は、6時30分。
なんて夢を見たんだ、俺。
浅い眠りだったのか寝た気がしなかったけど、
2度寝をする気分もなかった。
シャワーを浴びようか考えて、ふと気付いた。
昨夜、俺シャワー浴びないで寝たんだった。
たまには走りに行って、帰ってからシャワー浴びようかな。
走りと言えば、最近、ランニングするようになった。
俺にもやっとそういう余裕が出てきたらしい。
ウェアに着替えてからキッチンへ水飲みにいく。
朝ごはんだけがテーブルに置いてあって、メモはない。
もちろん、ジョーはもう家にはいなかった。
たぶん昨日の手紙のこと、怒っているに違いない。
朝もやの中、静かに玄関を閉めた。
ひんやりした空気に武者震いをしながら、
軽めのアップを済ませて、ゆっくりと走り始める。
町内をかなり大回りして30分くらい、
空がちょっとずつ青になりかけた頃、家に戻り、
ウェアを脱いでシャワーを浴びた。
昨日、ジョーとキスを一度もしなかった。
ここに住んでから初めてだった。
替わりにとは言えないけど、クレウスにされた。
だから、あんな夢を見たのかな。
もしかして俺欲求不満なんだろうか。
それとも、潜在的にああいった願望があるんだろうか。
どっちでもないと信じながら朝ごはんをとった。
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