BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
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魚心あれば水心 (6)
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その雪景色窓辺より (42)
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青い空を見上げて3rd (70)
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蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
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最終更新2013.6.2
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 雨上がりの最果てで 5 ]
2012-12-10(Mon) 10:10:00
明後日のバイト終了後に、波多野家にお邪魔した。
波多野を先頭に、リビングに入っていく。
すると、いつものように家族がそこに勢揃いしていた。
「仲村君、こんばんは」
「こんばんは。お邪魔します」
キッチンにいるのが、波多野のお母さん。
栄養士で、病院にパート勤務している。
エプロンの似合う、優しいお母さんって感じだ。
「いらっしゃい、仲村君」
「どうも、こんばんは」
ダイニングで鉄アレイを振っているのが、
波多野のお父さんだ。
スポーツジムのトレーナーをしている。
鍛えるのが日課というか癖みたいだ。
「仲村さん、あとで私も混ぜて」
「いいよ、レベル上げたら声かけるね」
ソファに座ってテレビを見ているのが、
波多野の妹である星ちゃん。
中学2年生で、ツインテールにしている。
「仲村君、夏樹、ごはんできたわよ」
「いつもご馳走になります、おばさん」
「いいのよ。ほら、食べて食べて」
おばさんが、テーブルに夕食を用意してくれた。
スープパスタとサラダには、
野菜がこれでもかと投入されてある。
席に座り、波多野と話しながら夕食を頂いた。
俺の母さんは、俺が小さい時に亡くなった。
俺の父さんは、再婚し、新しい奥さんと小さい子と、
遠くの地にて暮らしている。
そういう複雑な理由があって、俺は今、
大学生である兄貴と2人暮らしだ。
俺はそういうのを隠したりはしない。
隠すようなことでも恥ずかしいことでもない。
だから、おじさんとおばさんには、
俺がそういう家庭環境だって話してある。
具だくさんの料理を食べていると、
ここにきた時くらい野菜をたくさん食べてもらおう、
というおばさんの思いが伝わってくる。
栄養士だけあっていつも料理のバランスがいいんだ。
正直、おばさんの心遣いにはいつも感謝している。
ごはんを終えて、お礼を言い、
おばさんと一緒に食器を片付ける。
なんか、こういうのっていい。
母さんがいたらこんな感じなのかな、
なんて思って胸がじんとする。
そして、その間に波多野が部屋を片すんだ。
いつからか、こういうパターンになった。
片付けが終了し、キッチンに波多野がやってくる。
「仲村さん、そろそろ部屋行きませんか?」
「うん、行こう行こう」
「そこのお菓子持ってってね、夏樹」
「判った」
「いつもすみません、おばさん」
「いいのよ、いっぱい遊んでいってね」
リビングで寛ぐみんなに笑って、
俺は波多野と共に、2階にある部屋へむかった。
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