BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
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風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
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青い空を見上げて3rd (70)
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蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 雨上がりの最果てで 9(R18) ]
2012-12-18(Tue) 06:50:00
「何言ってんですか仲村さん‥」
「俺がしようかって聞いたんだけど?」
すりっと手を動かすと、しっとりと濡れていた。
ゆっくり擦り続けていると、先走りの液体が、
みるみる溢れてきて、スエットに染みを作っていく。
「止めて‥下さい‥」
「どうして?」
「どうしてって、だって‥こんな‥」
「俺がやればすぐ終わるじゃん」
「でも‥俺‥あの‥っ」
波多野は驚きながらも本気で止めてこない。
ってか、たぶん、止めなきゃっていう思いが、
出てくるような暇がないんだろう。
ただ、怯えていることは怯えている。
俺のシャツを掴んでいる手が、静かに震えていた。
「大丈夫だから」
怖がらせないように笑ってみせると、
波多野の表情が、柔らかくなった気がした。
俺は頷き、トランクスに手を突っ込んで、
脈を打っているソレを握り締める。
熱くなったものを冷ますかのように、
右手を少しずつ上下に動かした。
「ちょ‥ちょっと、あ、や‥っ」
「こういうの、したことないとか?」
「なくは、ないです‥でも‥」
「でも、何?」
「ん、ん、人にされるの‥初めてで‥っ」
ということは自分ではやってるのか。
まあ、健全である証拠だ。
波多野が自分でやってる場面を想像してしまい、
俺のほうが達しそうになる。
妄想を消すかのように頭部を振った。
「こうされるのイヤ?」
「イヤとかじゃなくて‥もう‥んんあっ」
唇を噛みながら腰を震わせた、波多野。
俺の手に、濡れた感触が伝わる。
味わうようにゆっくり扱いていたのに、
どうやらイッたらしい。
トランクスから手を抜いたら、波多野の精液が、
申し訳なさそうに指を濡らしていた。
涙目の波多野が、息を荒げながら俺を見つめる。
色っぽい顔に、どきりと胸が脈を打った。
これを舐めようとするも抑えて、
枕の傍にあったティッシュで指を拭う。
拭った後、そっと指の匂いを嗅いだ。
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