BLUE BIND
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Author:水色
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 雨上がりの最果てで 39 ]
2013-02-06(Wed) 06:15:00
誰かがくるまでの間、ヒントを探しに歩いてみる。
ヒントは見つからなかった。
それどころか数日内にまた後藤野選手がくるらしい、
という話をナースステーションで聞いて、
俺のテンションが上がってしまった。
4日目は、昼間に父さんと兄貴、
昼過ぎにはまたカズさんとヒロさんも見舞いにきた。
そして、面会時間ぎりぎりに波多野もきた。
5日目は、高澤さんと日比野さんと兄貴がきた。
こういうことになってしまって、
バイトのシフトも変わっただろうから、
高澤さんにも迷惑かけているだろう。
もしも、起きることができたら謝っておこう。
3人トリオがいなくなった直後、
佐伯さんがお見舞いにきた。
スーツ姿だったから、外回りのついでだと想定する。
ついででも、俺はすごく嬉しかった。
「起きたらこのコーヒーたくさん奢るから、
さっさと起きてこいよ」
俺がバイト中によく飲んでいた缶コーヒーを、
枕元へ静かに添える。
このコーヒーが好きだってよく覚えてるな。
もしも、起きることができたらまた奢ってもらおう。
波多野は、やっぱり面会時間ぎりぎりだった。
バイトの遅番が続いている感じらしい。
波多野にもバイトのシフトで迷惑をかけている。
あんまりムリして体を壊さないでほしいな。
6日目は、静流さんと茉麻ちゃんもお見舞いにきた。
突然の訪問に、びっくりしてしまった。
茉麻ちゃんが小さいからまだ連れてこられない、
なんて父さんは言ってたのに、
どうやら静流さんのほうが我慢できなかったらしい。
こういう強引なところ、母さんに似ている。
父さんと惹かれ合ったのも、少し判る。
再婚した直後は、胸のもやもやが続いていた。
父さんは母さんのこと忘れたのかと悲しくなった。
でも、そうじゃなくて、
父さんなりの葛藤もあったんだと思う。
父さんはまだ生きているんだから誰かを好きになって、
当然であり必然でもあるんだ。
この日は、夜遅くにまた波多野がきてくれて、
兄貴だけがお見舞いにこなかった。
ってか、心配しすぎなんだよ兄貴は。
俺もそうだけど兄貴もブラコンだと思う。
兄貴もそろそろ満さん一筋になればいいんだ。
そんなこんなで、運命が決める7日目の朝がきた。
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高澤彰彦、日比野晋平、仲村舞斗で、
毎度おなじみ3人トリオでございます(笑)
お気に召しましたら一票お願いします。
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