BLUE BIND
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Author:水色
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僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
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風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
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青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
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ゴールの先に在るもの (11)
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と思ってリンクを繋ぎました。
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 雨上がりの最果てで 52(R18) ]
2013-02-22(Fri) 06:15:00
甘くて蕩ける、好きって気持ちが溢れるキス。
ようやく掴めた幸せを感じながら、
俺達は、目を閉じたまま唇を重ねていた。
唇を啄むようなキスを繰り返していると、
いきなり舌が潜り込んできた。
波多野らしからぬ先制攻撃に、びっくりする。
「ん、は‥仲村さん‥」
舌を絡めながら名を呼ばれただけなのに、
かっと体が熱くなる。
波多野に応えるように背中を寄せてやると、
細い体が、びくりと震えた。
もしかしたら少しだけ感じたのかもしれない。
調子に乗って背中を撫でると、蠢いていた舌が止まる。
「あふ‥ああ‥っ」
「波多野、これ気持ちいい?」
「わ、かんな‥んんんっ」
波多野の下半身が、体を震わせながら俺の腰にぶつかる。
ジャージの中に収まっていたソレが、テントを張っていた。
キスされて、体をちょっと撫でただけで、
波多野はこんなに反応してくれている。
それだけで嬉しくて、愛しさが込み上げてきた。
俺の布団に波多野を倒し、がばっと覆い被さった。
波多野の両目が、うっとりと俺のことを見つめている。
言わなくたって何をするのか判っている目だった。
唇で首に触れて、耳の裏に触れる。
敏感な場所を、舌で触れながら探り入れつつ、
手ではシャツを捲った。
まだ温かい肌が、ほんのりピンク色をしている。
その胸の上を、ゆっくりと撫でていった。
温もりを確かめるように。
生きていることを感じるように。
意識不明中は、どんな物にも触れなかった。
今は、何にだって触れるし誰とでも喋れるんだ。
それって生きているってことだ。
ひくひくと震えている尖りを、口に含む。
きゅっと尖りが固くなり、ぷくっと膨らんだ。
「気持ちいい波多野?」
「う、あ、はい、それ気持ちい‥っ」
片方を口で吸って、片方を指で摘むと、
波多野が大きく震える。
ジャージまで濡れるほど感じてくれていて、
俺はそれを目にしただけで、ぞくりと震えた。
ぞくぞくが止まらない。
波多野の仕草や、色気のある表情が、
奥で疼いているものを駆り立てる。
これを制御しないとまた野獣になりそうだ。
駆り立っているものを抑え込むように、
ぎゅっと唇を噛み締める。
すると、波多野がそこに何度もキスしてきた。
格好つけなくていい、年上ぶらなくてもいい。
ゆっくりじっくり歩んでいけばいいから。
キスでそう言われたような気がして、
思わず笑顔を浮かべた。
そして、俺はジャージの上から、
反り立っているソレを爪で擦ってやった。
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