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  [ 雨上がりの最果てで 53(R18) ]
2013-02-24(Sun) 06:50:00
「あの‥それ、ん、だめ‥っ」
「だめ?どうして?」

そんなこと聞かなくても判っている。
でも、どうしてかを言わせたくなるんだ。

波多野が、恥ずかしそうに震える。
唇を噛み締め、言おうか悩んでいる。
濡れている先を、しつこく爪で擦り続けていると、
腰を震わせながらようやく口を開いた。

「じゃ‥」
「じゃ?」
「ジャージが‥汚れるから‥っ」

そりゃそうだ。
とっくにジャージは汚れているのに、
それでも、そう言い訳をする。
本当は、直にソレを触ってほしいくせに。

当然の正論に、俺はなぜか笑った。
笑いながら俺のほうから裸になって、
波多野のことも全裸にした。
ついでに、電気を少しだけ暗くする。

「これなら、ジャージ汚れないよね」
「そ‥そうですね‥わ、あっ」
再び、波多野のソレを摩擦した。

蜜が溢れてくるのを手で感じる。
ソレは熱くなり、とろとろに蕩けていた。
もっと蕩けさせたくてもっと擦ると、
波多野が、さっと顔を隠した。

唯一、よだれを垂らしている口だけが、
隠されずに見ることができる。
これはこれで、かなり卑猥な光景だった。

「どうして顔隠すの?」
「あ、あ、だって、こんな、
 みっともない姿見られたくない‥っ」
「みっともなくなんかないって。
 波多野のこと全部知りたいから、
 隠さないでちゃんと見せてよ」

茎部分を摩擦しながら嚢部分を刺激する。
同時に、波多野の蜜を指先に塗り、
ゆっくりと指を内部に入れていった。
波多野が、きゅっと唇を噛み締める。
びくびくと腰が震えたけど体は逃げなかった。

「んんう‥うう‥っ」
「ここ解してるの伝わってる?」
「う、ああ、ん、は‥い‥」

大きく息をしようと思ったのか、波多野の口が開く。
瞬間、ぎりっと歯を喰いしばって体を震わせた。

俺の手に、どろりとした液体が放出されていた。

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