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  [ 雨の屋根の下 2(R18) ]
2013-03-09(Sat) 04:40:00
「ってことがあったんだよね」
「そう、です‥か‥っ」
波多野が、掠れた声でそう言った。

父さんから例の話があった、翌日。
波多野宅に、俺はまたもや遊びにきていた。

「やっぱり、選択するなら一人暮らしかな。
 波多野はどうかな?毎日きてくれる?」
「んあ、あ、もう出そう、ですっ」
「本当だ。ここびくびくしてる」
「ちょ‥銜えたまま喋らないで‥うっああっ」

俺の口の中に、どろりと液体が放出された。

波多野は、ぎゅっと目を閉じたまま、
びくびくと足腰を痙攣させている。
俺の頭にある手も震えていた。
とろんと蕩けた顔に、めろめろになりながらも、
波多野が放った液体を飲んだ。

反応がすごく可愛くて、ソレを口から抜いても、
指先で先っぽの摩擦を続ける。
萎えかけていたソレが再び、ゆっくり反り立った。

「仲村さん‥ちょっと休みたいです‥」
「イヤだもんね。感じてる顔もっと見たいもん」
「見たいもんって言われても、あっ、あっ」

真っ赤な割れ目へ、ぐりぐりと指の腹を擦りつける。
白っぽい液が、とろとろと溢れてきた。
それを塗りつけた手で、にゅるにゅると茎を扱きながら、
舌を伸ばして先を舐める。
波多野の背中が、弓のように反った。

「で、波多野はどうなの?毎日きてくれる?」
「その、話、まだ続いて‥ううう‥くうう‥っ」
「だって、波多野とずっと一緒にいたいから」

感情と行為が、ついヒートアップしてしまい、
ソレを扱くスピードを上げてしまった。
ついでにキスもしたくなって、
喘いでいる波多野に唇をくっつける。

「ふあ、イク、あ、あ、イッちゃう‥っ」
ベッドが軋むほど震えながら、波多野はまた射精した。

扱いていた手を、先っぽのほうで止めて、
放出された液体をキャッチする。
さっきも出してるのに、さっきと同じくらいの量だった。

キスしていた唇をそっと離すと、
息も絶え絶えの中、波多野が小さく呟いた。
「俺‥はあ‥仲村さんとこに毎日行きたいです‥」

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