BLUE BIND
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
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これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 君とは幸せになれない 16(R18) ]
2013-04-16(Tue) 06:05:00
藤ヶ谷君が笑顔で、僕の膝に乗る。
そして、ずいっと胸を顔に寄せてきた。
「大津さん、早くここ舐めて下さい」
その表情は、待てない顔だった。
藤ヶ谷君なりの精一杯の、おねだりだ。
これに応えないと男じゃない。
撫でていた尖りへと舌をそっと伸ばして、
ぺろりと軽く舐めてやった。
瞬間、藤ヶ谷君が、ぶるっと震えた。
「あ、ん‥」
細めていた目が、今はもう閉じられている。
それでも、頬はうっすらと赤く、何とも色っぽい。
目尻に、うっすらと涙も浮かべていた。
言われた通りにしても、
逆にこれのせいで罰せられるかもしれない。
いや、藤ヶ谷君はもう20歳になっているから、
同意ということにすれば懲罰にはならないか。
己の中で、そんな考えが続いていた。
きっと、そういう顔をしていたのだろう。
藤ヶ谷君が不意に、キスをしてきた。
突然の行為に、僕はびっくりして固まった。
気持ち悪いとかいう感情は出てこない。
ただ、僕よりも藤ヶ谷君がそう思ってないか、
なぜかそっちが心配になってしまった。
だけど、そんな心配は不要だったらしい。
藤ヶ谷君はキスができて満足そうだったからだ。
「大津さん、俺はあなたを脅したりしません。
ただ、前にここを舐めてもらった時、
自分でもびっくりするくらい気持ちよかったから、
続きをしてほしいって思っただけなんです」
藤ヶ谷君の舌が、僕の舌に絡む。
くちゅりと音を立てながら舌を吸われて、
ぞくぞくと体が震え上がった。
藤ヶ谷君はキスが上手だ。
きっと、こういう経験が豊富なのだろう。
恋愛云々はまた別問題として。
「本当に、続きをしても構わないのかい?」
「ええ。それとも、僕なんかじゃ勃たちません?」
「まさか、それはないよ」
唇を重ねながら胸を摘むと、藤ヶ谷君が震撼した。
僕をリードしていた舌が、動きが鈍くなる。
藤ヶ谷君は、どうやら胸をいじられるのが好きらしい。
赤い実を、指で摘んだり手で転がしてやる。
その度に目の前の体は、びくりと小さく跳ねた。
たまに強めに握ってやると、藤ヶ谷君は、
ぐっと唇を噛みながら腰を揺らす。
その動きが、堪らなくエロティックに見えた。
そして、僕はつい調子に乗って、
微笑しながらこんなことを口走った。
「こうするだけでいいのかい、藤ヶ谷君?」
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