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  [ 君とは幸せになれない 18(R18) ]
2013-04-23(Tue) 05:55:00
「あ、あ、大津‥さん‥」
藤ヶ谷君の胸元を、吸ったり舐めたりする。
色っぽい声に、僕の体の芯も、
ぐっと熱くなってくるのを感じた。

しかし、大津さんと呼ばれるのは味気がない。
店長とアルバイトという関係のままだと、
残念ながらセックスに集中することができない。
藤ヶ谷君の、膨れ上がった服を触りながら、
僕はそっと耳元で囁いた。

「せっかくいいことしているんだから、
 どうせなら下の名前で呼んでくれるかい?」
「んあ、公明‥ふ‥う‥っ」
「いいね、興奮してくるよ真康」

名前で呼ぶほうが興奮が増す。
彼もそれは同じようで、ジーンズがきついほど、
体の膨らみが急に増した。
胸を吸いながらボタンを指で外して、
ファスナーを下ろしてやる。

すると、下着が既にぐっしょりと濡れていた。
ジーンズから解放されたからか、
ひくひくと嬉しそうに蠢いてもいる。
胸だけでこんなに興奮していたのかと思うと、
それだけで、僕はぞくぞくと震えた。

ぞくぞくした勢いもあったのだろう。
僕は、自分のスラックスのファスナーを解放し、
彼と同じになったソレを取り出した。
やはり、ファスナーで苦しかったからだ。

すると、彼が静かに腰を押しつけた。
ソレを前開きから露出させ、僕のソレも出し、
濡れたところを擦ってきたのだ。
そうしながら、彼が静かに服を脱いでいく。
肌を覆う布が消え、細身の上半身が露出した。

シャツから覗いていた胸にチラリズムを感じて、
先程まではそれなりに興奮していたが、
何もなくても色っぽいし触りやすい。
首や脇に、何度も何度も、キスをした。

彼はキスを受けながら、ジーンズも脱ごうとする。
ソレを擦りながらでは脱ぎずらのだろう、
もぞもぞと悪戦苦闘をしていた。
擦るのを止めればいいのに彼はそれを止めなはしない。

びっしょりと茎が濡れるほど、ソレから蜜が溢れている。
彼自身こうするのが気持ちよく、
できるだけ今していることを止めたくないのだろう。

それでいて、声を堪えるように唇を閉じている。
「うく、ん、ん‥っ」

見ているだけも悪く、彼がジーンズとパンツを脱ぐのを、
沈黙したまま手伝うことにした。
すると、涙を浮かべながら彼が笑った。

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