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  [ 君とは幸せになれない 20(R18) ]
2013-04-30(Tue) 05:50:00
彼は、耐えられなさそうにお願いしてきた。

顔もソレも蕩けていて、いかにも辛そうだった。
心も体も、限界なのだろうと理解できる。
ここまで我慢せずとも、抜けばいいだけの話だろう。

「辛そうな顔だね。挿れる前にまず抜くかい?」
「いい‥いい‥早くソレ欲しい‥っ」
「挿れるのは構わないが、抜いたほうが楽だろう?」
「あ、あ、も、いいから‥ちょうだい‥っ」

僕の指を抜き、自ら彼は、腰をゆっくり落としていった。
血の滾ったソレが中に納められていく。
ローションと一緒にコンドームも用意しておいたが、
それを装着する時間すら、彼にとっては惜しかったらしい。

彼の中は、しっとりと程よく湿っていた。
それでいて、包み込むように僕を締めつけてくる。
そんな締めつけと熱に、僕は思わず息を吐いた。

「あ‥はあ‥っ」
「んあ、ああ、もっと‥奥まで挿れて‥っ」

そう言って、彼が更に腰を落とす。
奥まで入った時、ぷくりと彼のソレが大きくなった。

射精しそうな形成に、ソレの先を指で擦ってやる。
腰が弓のように仰け反り、彼の目が、大きく開いた。
すぐにでも達しそうな勢いだった。

「イク、イク、それだめ‥公明‥っ」
「出るところ見ているから、イッてごらん」
「ふああ、あ、イッちゃう‥ううん‥っ」

ソレを握ると、体を揺らしながら彼が達した。
若さ故か、液体が勢いよく何度も放たれる。
白濁の液体が、彼の腹や僕の腹に飛び、
もう終わりかと思って、先端をしつこく刺激していると、
ぴゅるっと最後の射精がされた。

その時の内部の締めつけは、最高に美味で、
出はしなかったものの持っていかれそうになった。
僕はそんなに出すことには拘らないから、
射精せずにずっとこの体勢でもいいくらいだ。

「公明、イヤだ、あんまりいじらないで‥っ」
「どうして?こうされるの気持ちいいんだろう?」
「んあ、ん、だって俺ばっかり‥っ」
「いいんだよ。夜はまだまだ長いんだから、
 じっくりしようじゃないか」

彼の顔の汗を、手で静かに払い除ける。
すると、すぐに復活したソレを痙攣させながら、
にこりと彼は笑った。

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5月は介護福祉士実技免除講習と、
職員1名移動1名退職による人員不足の為、
休日出勤が多数あり更新頻度が激遅になります。
すみません‥本当にすみません‥(土下座)


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