BLUE BIND
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髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 君とは幸せになれない 23(R18) ]
2013-05-08(Wed) 06:05:00
後処理が終了し、彼は静かに横に下りた。
僕の隣に、笑いながら寝そべってくる。
まるで猫のように、僕の体に顔を摺り寄せた。
「ふああ、気持ちよかった」
スポーツで汗を流したかのような、明るい声。
照れるでもなく恥ずかしがるでもない、声色と態度に、
彼のことは好きでも嫌いでもないが、
僕らしくないほど妬いているのを感じてしまった。
そして、とても複雑な心境になった。
彼は、こういうことに手馴れているのだろう。
だから、セックス後に甘えてきたり、明るい声が出せる。
普通だったらちょっとは気恥ずかしくなる場面だが、
慣れている彼には、それがないのだ。
まあ、確かに僕も、そんなに恥ずかしくはない。
しかし、それは年齢や経験があるからで、彼はまだ若い。
この若さで、どれだけの経験があるのか。
いつか、またの機会があったら質問してみよう。
「気持ちよかったね真康」
「うん。ねえ、これから一緒にお風呂入ろうよ」
「一緒にかい?」
「そうだよ。俺、洗ってもらうのが好きなんだ。
あ、洗ってあげるのも好きなんだけどね」
そう言って、僕の萎えたソレに彼が触れる。
ソレの周りは、ローションでべたべたになっていた。
当然、彼の後も、べたべたのはずだ。
「公明のここ丹念に、しっかり洗ってあげる」
「それなら、僕は真康の後を、しっかり洗ってあげよう」
「本当?あはは、やった」
彼は嬉しそうに頬を緩めた。
そんな彼に、僕はふと訊ねてみる。
「それが本来の真康なのかい?」
「え?それって?」
「フランクな感じとでも言うのかな。
僕はそれがイヤではないけど気になってんだ」
「裸でいる時って、年齢とかって関係ないから、
誰とでもわざとタメ口にすることにしてるんだ。
それとも、敬語のほうがいいですか大津さん?」
わざとらしく言ってから、実に楽しそうに彼が笑う。
僕のことをからかっているのだと判った。
「タメ口で構わないよ、真康」
言いながらキスをすると彼は、嬉しそうに笑った。
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