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  [ 君とは幸せになれない 30(R18) ]
2013-05-29(Wed) 05:55:55
僕を裸にしてから彼も裸になった。
先日つけたキスマークが全部なくなっている。
あれから2週間たっている。
そりゃあ、なくなって当たり前か。

「公明、何?」
「キスマークなくなったね」
「あんなのすぐに消えるに決まってるじゃん」
「そうだね」

シャワーを浴びつつ答えてから、
僕はボディソープを手にした。
とろりとした液を手で伸ばしていく。

「そろそろ体洗っていいかい?」
「うん、いいよ」

彼はシャワーを止めて、僕を見る。
緊張しているような表情だ。
洗われるだけではなく何かをされる、
とでも考えているのだと思う。
まあ、予想はまさしく的中するだろう。

僕は彼の体を、ボディソープで手洗いしていく。
首を洗い、肩を洗い、背も脇も洗い、
ボディソープできれいにしていく。
それから、胸元の赤みを親指で押した。
つるん、とボディソープが滑ってしまうが、
それがまた、ちょうどいい加減になってくれる。

「ん、あ‥」
胸を擦られて彼が呻く。

「気持ちいいかい?」
「うん」
「こういうの、されたことある?」
「ない‥ふああ‥」

色っぽい顔、掠れた声。

以前と同じ様子に、そそられてしまう。

調子に乗ってもっと胸元を擦ると、
びくんと彼が喉を逸らした。
「あ、あ、んっ」

ぷくりと胸の突起が膨らんだ。
まるで、もっと擦ってくれと言わんばかりに。

ボディソープの滑りを使いながら、
そこを執拗に攻撃すると、
彼のソレがゆっくりと勃ってきた。
ソレの先端には、じわりと蜜が溢れていた。

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