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  [ 君とは幸せになれない 31(R18) ]
2013-05-30(Thu) 05:45:00
若者らしい血色のソレは、
先がほんのりピンク色をしており、
全体的に、色素が薄めに感じる。
挿れられる側だけに、きっとソレは、
そんなに使われていないのだろう。

ソレが徐々に勃起して、限界まで反った時点で、
びくびくと震え始めた。
震える度に、とろとろと滴を垂れ零している。
その動きは、誘っているように見えた。

これだけでも気持ちよさそうだが、
ずっとこうしている訳にもいかない。
泡をシャワーで流すために、彼の胸から手を離す。
息を荒げている彼の目が、じっと僕を見つめた。

「もう終わり?」
「まさか。ボディソープを流すだけだよ」

ほっとする、彼の顔。
それを見ながら、シャワーをかけていく。
シャワー中もソレが萎えることはない。

もっと何かして、と彼はずっと願っているのだ。
彼のソレを見ていて、僕のも勃った。

シャワーを終えてから、僕は屈む。
柔らかい茂みに、つつっと指を這わせた。
そして、うっすら根の皮膚が見えるところに、
優しく片手を添えて、彼のソレを舐める。

「はああ‥っ」
彼は壁によりかかりながら肩を震わせた。
震えているのは肩だけではなく、
同じくらいに腕、足、ソレも同じように震えた。

僕はこれをする時は、初めからは銜えない。
初めから銜えると楽しくない。
横からじっくりと舐めて、まずは陰茎を可愛がる。

彼のソレを焦らすように、舌先で舐め、口腔で挟む。
横からフランクフルトを食べるように、
じゅるじゅると音を立てながら口を動かしてやる。
こうしていると、我慢ができなくなった相手は、
ゆっくりと腰を前後に動かしてくる。

つまりは、こうしてほしいと誘っているのだ。

「先っぽも舐めて‥公明‥」

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