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  [ 君とは幸せになれない 34(R18) ]
2013-06-04(Tue) 05:25:28
脱衣所より、ローションとゴムを持ってきた。
四つん這いの彼に、静かにローションを垂らして、
彼の中をじっくりと指で解していく。

経験者であり経験済みであり、
そんなに解さなくてもすぐに柔らかくなるが、
それでも彼のここを傷つけたくはない。
ついでに、ここを弄るのは嫌いではない。

僕の手で、少しずつ呼吸が荒くなる様子に、
堪らなく気持ちが昂ぶっていく。
触ってもいない僕のソレは、
すっかり興奮し血管が浮上していた。

すると、彼のほうからこう言ってきた。
「公明‥もういいから‥」

彼の目が僕を見る。
熱っぽい瞳に、ごくりと息を飲みながら、
昂った僕のものを、そこに押し当てた。
ぎゅっと口を結んだまま、彼が頷く。
僕も頷き、ゴムをしたソレを挿入していった。

ぐぷ、と彼のそこが広がって、
僕の昂ったものを中へ導いてくれる。
待ち望んでいたかのように中も熱くなっており、
ぞくぞくと僕は腰を震わした。

繋がっているところがよく見えるアングルだ。
彼が僕のことをしっかりと銜え込んでいる。
排泄器官が、これでもかと言うほど広がっていて、
それにもまた、そそられてしまった。

「あ、あ、あ、はあ‥っ」
「気持ちいいかい?」
「うん‥すごく気持ちいい‥っ」

気持ちがいいなら遠慮なく、
奥のほうまで挿らせてもらう。
僕のを納めて、ようやく一息ついた。

すると、彼から動き出した。
くいくいと腰を前後に揺らしながら、
僕のソレが挿れたり出したりする。

腹筋の調整を、きちんとやっているのだろう。
きつさも丁度よくて、僕はつい呻いた。

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