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  [ 君とは幸せになれない 36(R18) ]
2013-06-07(Fri) 06:05:00
突きながら彼をよく見ていると、何だか違和感を感じた。

上半身が、僅かながら浮いている。
けれど、床についているようにも見えているのだ。

スライドを弱めながら、体を斜めにして彼を見てみる。
すると、胸をバスタオルに擦りつけていた。

自分できちんと調整しているのだろう。
胸元の突起が、タオルに触れるか触れないか、
というコントロールまでもされている。

タオルと胸の間に指を入れると、びくりと彼が震えた。
そして、涙目で、僕のことを見る。

「うあああ‥っ」
「タオルを使って何をしているんだい?」
「だって、んああ、ボディソープで擦られてから、
 じんじんして、痺れがずっと取れなくて‥っ」
「痺れが取れないと、こうするの?」
「ん、ん、もっと‥ここ‥いじりたいからあ‥っ」

言い終わらないうちに胸を摘んでやると、
彼の声が、喉の奥のほうへと引っ込んでしまった。
同時に、腰を震わせながら中が締まる。

やばい、このままでは先に持っていかれてしまう。
彼の背に少し乗り、左手で彼の胸を、右手で彼の茎を、
それぞれ刺激することにした。
胸も茎も、どちらも熱っぽさ増していく。

「公明‥公明‥っ」
彼の声が、さっきより上擦ってきた。
きっと、彼もそろそろ達しそうなのだと思う。

しかし、内部があまりにも気持ちよすぎて、
残念ながら今回は、僕のほうが先にイッてしまった。
彼に納めているコンドームの中で僕は、
どくどくと射精してしまう。

動きを止めて、呻きながら精液を放っていると、
彼の手が、僕の右手を多い、激しく動いた。
彼もすぐに達して、びくびくと全身を痙攣させる。

「はああ、ああ、公明‥公明‥」
僕のことを嬉しそうに呼びながら、
射精した彼はじっくりと余韻に浸っていた。

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