BLUE BIND
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Author:水色
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青い空を見上げて (31)
僕達の体育祭 (8)
青い空を見上げて2nd (48)
君、何を想う (9)
風のように遥かに (39)
魚心あれば水心 (6)
雲の上の輪廻 (4)
その雪景色窓辺より (42)
傷痕は誰が為の (13)
星が刻んだ未来さえ (69)
その手はひとつじゃない (8)
青い空を見上げて3rd (70)
僕達の学園祭 (8)
蒼空と流星の狭間 (30)
見知らぬとこで七色が (42)
決めたゴールを走れ (93)
ゴールの先に在るもの (11)
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最終更新2013.6.2
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私にも何かやれることはないか、
と思ってリンクを繋ぎました。
小児ガンや無毛症、事故等で、
髪を失った方へ髪を寄付している
NPO団体のホムペです。
水色も伸ばして寄付する予定です。
ジャパンヘアドネーション
これは皆様もご存知のはず。
実は私、献血大好きなのです。
いつも400取ってもらってます。
体力的・時間的に余裕のある方々、
ぜひご協力をお願い致します。
日本赤十字社
寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 君とは幸せになれない 37(R18) ]
2013-06-09(Sun) 05:05:00
繋がったまま彼が、僕を見る。
涙に汗に涎に、顔がたくさん濡れていた。
それでも、彼はなぜだか嬉しそうだ。
彼の唇が、僅かに尖った。
ぴくぴくと尖ったまま動かしている。
これは鈍い僕でも、誘われているのだと判る。
誘われるがまま僕は、キスをした。
キスは、汗やら涎やらで、しょっぱかったが、
とても甘ったるい味もした。
それらをじっくり楽しみながらキスをしていると、
くちゅり、と音を立てながら舌が潜ってきた。
彼のほうから僕のことを求めてきたのだ。
甘えるような求めるようなキス。
それはまるで恋人同士のようだった。
彼のことは嫌いではない。
正直、好きになりつつあると感じている。
けれでも現時点では恋人ではない。
こんなムードを醸し出してしまったら彼に悪い。
僕は唇を離し、繋がっているところを離した。
萎えたソレからコンドームが外れそうになって、
少し慌てながらも手を添える。
液が漏れないようにゴムの口を縛っていると、
徐々に彼の入口が、じわりと元の形に戻っていった。
情事後の入口は、ひくひくと蠢き続けていて、
まだ足りないかのように誘っている。
いや、僕にとってそう見えているだけで、
身体の普通の現象で、実はそうではないと判っている。
「ふう‥っ」
彼が、僕のほうをむいて座った。
彼のソレも萎えている。
ソレの周りは、白いものやら汗やらで、
べたべたしていた。
僕はシャワーとボディソープを取り、
べたべたしているものを洗い流していった。
ついでに、僕のべたつきも流していく。
彼は一言も発さず、ただ嬉しそうな顔で、
僕のしていることを眺めている。
僕も一言も発さず、きっと彼と同じ顔をしながら、
シャワーで流しているだろう。
沈黙すらとても心地よかった。
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