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  [ 君とは幸せになれない 45(R18) ]
2013-06-24(Mon) 05:50:00
枕元に用意した、ボトルの蓋を開けた。
彼のソレを銜えつつ、ローションを指に塗っていく。

そして、彼が自らまさぐっている体の中へ、
指を横から押し込んでやる。
びっくりしたのか、びくびくと彼の足が震えた。

「ふあああ‥っ」
「気持ちいいかい?」
「ん、いいっ」

切なそうな声で、彼が言う。
振り向いた彼の顔が、嬉しそうに笑っていた。
それでいて、涙を流して涎を垂らしている。
淫靡、としか言いようのない顔だ。

彼のオーラに当てられて、つい指を増やす。
彼の指1本、僕の指2本で、中を優しく掻き混ぜた。
そこを解す意味も込めて、ぐっと指で中を広げる。

「あ、や、広げたら‥感じちゃう‥っ」
「もっと感じたら、どうなるの?」
「いい、いい、イク‥イク‥んんんあっ」

瞬間、口の中に、彼のものが放たれた。
僕の口で、彼はこれでもかとソレを膨らませながら、
びゅるっと3度ほど射精した。

射精後、僕が静かに指を抜くと、彼も指を抜き、
僕に乗ったまま息を整えた。
そして、物欲しそうな表情で、僕のことを見つめてくる。

まさかこれで終わりじゃないよね。

彼の目は、そんなことを言いたそうだった。
それくらい目で訴えてこないで口で言えばいい。
しかし、敢えて言わず、目だけで訴える。
潤んだ瞳で、僕のことを欲しそうにしながら。

彼がそう望むのなら、口でするのは終わりにしよう。
それに、僕もそろそろ挿れたくなってきた。

「挿入するかい?僕だったら構わないよ」
そう言って、彼の頬に、僕のソレを宛がう。
僕なりに彼のことを煽ってみたのだ。

「もうちょっと口でしたいからいい」
彼は再び、口でソレを銜える。
察知されたことが面白くなかったのか、
その口調は、少しだけ尖っていた。

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