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  [ 君とは幸せになれない 69(R18) ]
2013-10-05(Sat) 06:35:00
手首をシャツで拘束された。
嬉しそうに彼は、僕を床に押し倒す。
そして、好きという気持ちを溢れさせながら、
何度も何度も、キスをしてきた。

僕達は血縁者だ。

頭で判っていても体は判っていない。

証拠に、ソレが盛り上っている。
キスされただけで、そこはもう反応していた。

彼に悟られまいと足を動かしていたが、
それが返って仇となった。
彼の手が、そこに添えられた。

「ほら、公明だって反応してるじゃん」
「これは生理的現象にすぎない」
「キスだけで勃ったことには変わりないよ」

彼がズボンを下ろしていく。
少しでも抗いたくて、ぎゅっと床に尻をつけたが、
ポリエステルの布はとても滑りやすいようで、
するりとズボンが脱がされてしまった。
ズボンと共にトランクスも下ろされてしまう。

勃起した僕自身が、彼の目の前で、
震えながら泣いている。
血を集め、茎の全てに血管を浮き立たせ、
僕から見ても、触られただけではち切れそうだった。

彼の目が、嬉しそうに笑った。
そして、ソレに手を添えて、静かに銜える。

柔らかさと温かさとで、びくりと腰が浮いた。
声が出そうになったが唇を噛んだ。
気持ちいいけど気持ちよくなっては、いけない。
ここで耐えないでどこで耐えるというのだ。

「公明って可愛いよね、そういうとこ」
言って彼は、銜えたまま顔をスライドさせる。
声はどうにか堪えていたが、達することは堪えられず、
そのまま彼の口に精を放ってしまった。

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