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  [ 全てを任せてキスをする 5(R18) ]
2014-02-28(Fri) 06:00:00
「公明、それってマジ?」
という彼の声がした。

さっきまで笑っていた目が、
びっくりしながらも見ているところがある。
つられるように僕もそこを見てみると、
なんと、僕のソレが勃っていたのだ。

どうしたことだろうか。

これまで、うんともすんとも反応がなかったのに。

僕自身、全くさっぱり判らなかった。

「あ、どうやらマジみたいだね」
「できるってこと?」
「どうだろう。僕もよく判らない」

ビールの缶をテーブルに置き、彼が迫る。
ぺろり、と唇を舐めた顔が色っぽい。

「判らないなら試してみようよ」
「だめになるかもしれないが、いいのかい?」

彼はキスをしながら言った。
「いいよ。それならそれでいいから」

久し振りの彼の唇は、柔らかくて暖かい。
僕がそれを味わっていると、するっと舌が潜り込んだ。
彼のことを近くに感じるのは、とても久々だった。

彼が僕を味わい、僕も彼を味わう。
そうして、しばらくして彼が離れていった。
名残が惜しそうに両目を潤ませながら、
彼がとても嬉しそうに笑った。

「公明、このまま横になってよ」
「どうするんだい?」
「いいから。俺にちょっと任せてみて」

言われた通り、ごろんと仰向けになる。
すると、彼が上に乗り、僕のズボンを下ろすと、
勃っているソレを出した。
続いて、彼も己のソレを取り出し、
僕のソレと重ねて扱いたのだった。

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