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  [ 青い空を見上げて2nd 32(R18) ]
2010-07-11(Sun) 11:00:00
阿久津城


「‥うわっ、それ見るなっ」
ごみ箱からペンを取ると、ウツミが飛んで奪いにきた。
俺はそれを物ともせず、ひょいっと軽々とかわす。
動体視力と、かわすスピードなら、俺はウツミに負けはしない。

両手を使いながら何度も持ちかえつつ、
幾度となくそれを奪い取りにくる攻撃をかわして、
ペン、コンドーム、ティッシュてんこ盛りのごみ箱、
という物的証拠に、俺はぴくりと眉をひそめた。

そこから推測した結論はこうなった。

「ウツミ、これ入れた‥とか‥?」

ぎくっと、ウツミが反応した。
途端に、動きがぴたりと止まる。

「やらしいなあ、こんなの使うなんて。
 俺のより細いけど、どれくらい気持ちよかった?」
にやりと笑いながら訊ねると、ウツミは真っ赤になって、
ふるっと弱く首を振った。

いきなり無言になった。
さっきまでの強引さと威勢はどこへやら、だ。

「それなら俺が確かめてやる」
起き上がると同時にウツミを押し倒して、
がばっと覆い被さった。
そして、ローションが残っているペン入りゴムを、
準備をしていないソコへゆっくり挿入する。

「‥いっ‥ジョー、痛い‥っ」
ウツミは抵抗しないで、シーツを握り締めながら受け入れた。

ペンは細いし、何よりローションが残っていて、
ぬるぬるとウツミに飲み込まれていった。
いきなり挿れたのは悪かったけど痛いはずはない。

「ウソつくなって」
ウツミの耳を舌でなぞりながら、そっと呟くと、
そこからは痛いと言わなくなった。

触ってもいないウツミのソレが勃って、そして泣いている。
先に溢れすぎた蜜が零れると、ねばっと糸を引いた。

「‥や‥っ、はあ、あぁ‥」
苦しそうに喘ぎながらも、やっぱり気持ちいいのか、
ウツミは腰をくいくいと動かしていた。
まるで感じるとこを探しているような動きだった。
次第に、白いウツミの肌が、みるみるピンク色に染まってくる。

ウツミの状態を観察しながら、ペンを出し入れした。
「‥んん‥はあ、くう、ああっ」

目を伏せながらだらしなく口を開けているウツミ。
少しだけよだれを垂らしている。
それを舐め取りながら、もう少しいじめてやろうと思った。

「どうだ?俺のとどっちが感じる?」
迫って聞くと、ウツミは潤んだ目をむけた。
「‥ジョーの、が、いい‥んう‥ジョーの、欲し‥っ」

ペンでこんなに反応しちゃっているくせに、
色っぽくこういう嬉しいこと言ってくれるときた。

深いキスを交わし、震えている舌をいじった。
もちろん手は休めないで、ウツミの弱いところを狙ってペンで突く。
すると、びくびくと腰を震わせた。

「‥ふぐ、うう、あ、もう‥ジョー、やめ‥て‥」
「やだね」
「‥ジョー‥あ、んああっ」

ちょっとやりすぎたかな、と反省の意を込め、
いじってほしくて泣いているソレを銜えてやると、
兆候もなく途端に、俺の口へと精を放った。   
遅れてウツミの体が、何度か痙攣する。

「‥あ、あ、はあ、もう‥だから、言った、の‥に‥」
整わない息で、ウツミはぼやいた。

イッた顔のウツミを楽しみながら、俺はソレを飲んだ。
すると、そんな俺をウツミが睨んだ。
とろんとした目で睨まれたって、迫力なんぞ微塵もない。

「‥だから飲むなよ。それがまずいの知ってるんだから」
「ウツミのは美味いけど?」
「‥ったく。ジョーはされる側だっただろ」

そういう流れだったのを忘れていた。
ペンとゴムのせいで、つい、ウツミのイッた顔を見たくなって、
いつものように攻めてしまった。

汗だくのウツミの隣に、ごろんと寝転がる。
「そうだった。でもウツミ先にイッたしもう終わりにする?」

ウツミはむっと顔をしかめながら、
むくりと起き上がって俺に乗ってきた。
「‥まさか。ジョーが欲しいって言っただろ」

俺の熱いソレに手を添えると、うっとりとした顔をしながら、
ウツミは腰をゆっくりと落とした。

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すみません。エロシーン、もうちょっと続きます(*´_ゝ`)
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