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  [ 青い空を見上げて2nd 33(R18) ]
2010-07-11(Sun) 21:05:04
阿久津城


どくんと脈を打ったソレは、待ってましたと言わんばかりに、
ウツミに飲み込まれていった。
「ん、ん‥」
口とは異なる暖かさと、締め付け感と、
ずぶりと沈むのが見えるアングル、全てに快楽を感じて、
声を押さえられず俺は呻いた。

全てを飲み込むと、ウツミは体を休めた。
ふうっと息を吐きながら力を抜いているらしい。

「‥やっぱり、はあ、ペンより‥ジョーのが‥いい‥」
ペンと俺のを比べて、ウツミは再確認していた。

自分で言うのも何だけど、ペンと俺のとでは、
大きさも太さも、柔らかさもコントロールの効きも、
何もかもが違う。
もしこれで同じだなんて言われたら、たぶん不能になるぞ。

ウツミはそこで中途半端なスクワットをするように、
ゆさゆさと体を上下に動かした。
「‥あ、ん、ジョーの、すごい‥いい‥」

ぎゅっと俺の腰にしがみつき、髪を乱してウツミが腰を振る。
その甘い喘ぎが、俺の脳髄に届く。
それだけで俺の全てが溶けそうだった。

「‥ジョー、うっ‥あっ‥ちゃんと、気持ち‥い‥?」
「ああ、たまんない‥っ」

たまんないどころじゃない。
イキそうだけど、ウツミより先にイキたくなくて、
何度もぎりぎりのところで射精感をやりすごしていた。

ウツミを先にイカせようと、ソレを扱いてやる。
汗の粒を振り撒き、ウツミが仰け反った。

「‥やっ、はあっ、もう‥イキ‥そ、んあっ」
「俺も‥ん、イキそう‥」

そう言うと、ウツミは虚ろな目をこっちむける。
「‥ジョー、は、あ‥頼み‥が、あるん‥う‥だけど‥」
「何、だ‥?」
「‥俺の、中に、くっ‥いっぱい出して‥っ」
とんでもないことを言ってきやがった。

「く、う‥いつもは中出しするな、とか‥ゴムしろ‥とかって、
 イヤがるくせに、珍し‥い、はあ、どうしたんだ‥?」

聞きながら腰をずんっと突くと、ウツミは涙を流した。
そして、ぐっと歯を食いしばり、喘ぎながら答える。

「‥は‥離れてた分、それが‥欲し‥い、んだ‥んあ、ああっ、
 ちょうだ、い‥ジョーの、ん、いっぱい‥っ」

いっぱい、ときたか。

2日間、ミレトスと遊んでばかりいて、
まともにここの処理をしていないのは事実だ。
溜まっているのを認めようじゃないか。

「判った‥く‥いっぱい出すから、ウツミ受け止めろよ‥」
「‥うん。はあ、いっぱい、欲し‥んあっ、ジョー‥!」

ウツミが深く腰を沈めて、俺の腹に2度目の精を放つ。
俺は、ウツミの要望通りに、2日分の俺自身を、
温かいその中にたくさん出してやった。

「‥ジョー‥はあ、ふ‥あ‥はあ、ああ‥」
ウツミは満足したのか、うっとりとした顔で笑っていた。

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