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  [ 星が刻んだ未来さえ2nd 22(R18) ]
2015-03-10(Tue) 05:14:39
「マイト君、イキそうかい?」
楽しそうな声が、すぐ傍から聞こえる。
粘っこい声が、ねっとりと俺に絡みついてきた。
まるで、ローションを纏った蛇のように、
体のあちこちを這っているみたいだ。

「イキそ‥です‥っ」
俺はこう答えるしかない。

射精を管理され、どれくらいたったのだろう。
5分か、10分か、30分か、
それともまだ1分しかたっていないのか。
時間の感覚が、すっかり奪われてしまった。

顔もぐちゃぐちゃに濡れている。
汗も涙も涎も、きっと全て垂れ流しだ。
拭きたいけど両手は縛られているし、
ずっとローターで刺激されているしで、
もうどうしようもできない。

がくがくと腰が揺れ始める。
そろそろ体が悲鳴を上げそうだ。

その時、ローターを少し弱めながら、
菅生さんが背後にやってきた。
「そろそろ、僕のものを挿れてあげるよ。
 そうしたらイッていいからね」

いつもは苦痛な挿入だけれども、
この時ばかりは早くしてほしかった。
そうすれば、イクことができる。
イカせてもらうことができるんだ。
俺の頭の中は、それだけでいっぱいになった。

冷えたローションが垂らされてから、
菅生さんのが挿入される。
いつもの短くて細いソレさえも、
今だけはなぜか愛おしく感じてしまった。

「あ‥あ‥あああ‥っ」
「どうだい?気持ちいいかい?」
「うん、菅生さん‥気持ちいい‥」
「僕もだよ。温かくて絡みついてくるよ」

そうして、菅生さんの右手が、
グラインドする為にゆっくりと外されて、
俺はやっと果てることができた。

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