2016-01-14(Thu) 05:51:59
どういうつもりだろう。
答えなくたってたくさん突いてくれるに決まってる。 だけど、満はゲームをしている子供のような目をしていた。 たまにあるんだ、こういうこと。 こういう子供っぽいこと、満はなぜか好きなんだ。 だったら、とにかく答えればいい。 「‥さ‥3人目‥って言った時」 言うと満は、びっくりした。 「どうしてそれを?」 「満は判らない、あ、あ、だろうけど、 目が変わった、から‥っ」 満と会った時の俺は、同性向け風俗店で、バイトをしていた。 そこに客できたのが満だ。 そこで、俺は満に、こう聞かれた。 今日は私で何人目、と。 俺はそのまま答えた。 3人目だ、と。 そうしたら満の目が変わった。 微かだったけど俺にはそれが判ったんだ。 たぶん、満は、その返答で嫉妬した。 それから、じわじわと俺に迫ってきたんだ。 いや、迫ったのは俺からか。 もうそんなのは、どっちだっていいや。 満が俺の腰を上げ、そこ一点に重心をかける。 ずどん、という衝撃がきた。 「ふあああっ!」 「これが舞斗へのご褒美だよ」 「はあっ、はああっ!」 プロレスの必殺技みたいな体位。 これ、満のがすごく奥にくる。 体がびりびり痺れてきた。 痺れが腰へと下りて、それが射精感になった。 次話へ 前話へ お気に召しましたら一票お願いします。 |