BLUE BIND
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寄付や献血を、行ったり訴えることが、
キレイ事に見えても構いません。
必要としている人がいるのは確かです。
実質的な行動はなくとも、
こういうのがあるということを、
知ってもらえるだけでも嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。
[ 君、何を想う 3(R18) ]
2010-07-21(Wed) 09:50:03
笹崎侑津弥
それにしても、ジョーのは大きいと思う。
こんなのよく俺の中に挿っちゃうよな、
と我ながら不思議に思った。
でも、これがいつも気持ちよくしてくれる。
この辺を引っかけてジョーが中を擦ってくるんだ。
そう考えて、ソコを唇で甘く噛んだ。
「‥んん、はあ‥ジョー‥どう?」
「ああ、すっげいいよ。そのまま続けて」
「‥うん」
あとで、太いコレで何度も攻められる。
いつもみたいに自分が自分でなくなるくらい、
狂いそうなほどたくさん感じるんだろう。
袋と竿にある筋状の部分に舌を這わせると、
ジョーの濃い匂いがする。
ばれないように、すうっと鼻で息を吸い込むと、
ひくっと窪みが動いた。
俺はいつからこんな体になったんだろう。
ジョーを見上げると、気持ちよさそうな表情のまま、
目をぼーっとさせて焦点が定まっていない。
「‥ジョー、どうした?」
「あ、いや、ウツミ上達したなってさ」
「‥そうかな」
上達という評価に、嬉しいような嬉しくないような、
ちょっと複雑な心境になった。
でも、ジョーが気持ちいいなら、やっぱり嬉しい。
好きな人には、いつだって気持ちよくなってほしいし、
そういう顔を見るのが俺は好き。
「ウツミ顎疲れるから、あんまりムリすんなよ」
「‥うん。大丈夫」
言いながら動きを早めると、ジョーの足が震えた。
いつもの余裕な表情が切羽詰っている。
「‥ん、ふ、ジョー、イキそう?」
「ああ。ウツミ、もう顔離して」
ジョーだって、離してって言っても離れないくせに、
俺にばっかりそう言うのってずるい。
絶対、口からソレを離してなんてやるもんか。
「‥イヤだ」
「ちょ、おい‥んんっ」
渾身の力を発揮し、ジョーは俺をソレから離した。
直後、ソレは震え精を放った。
「‥わ、あっ」
精液は、俺の顔めがけて飛び散った。
握ったままで方向を自分に定めていたからだ。
顔を逸らすこともできずそれらは俺の顔にかかった。
「はあ、はあ‥ウツミごめん‥大丈夫か?」
「‥う‥うん」
幸い顔にかかっただけで目に入ったりしていないから、
大丈夫といえば大丈夫だ。
ジョーの様子からして、たぶんわざとじゃないだろうし。
わざとだったら張り倒しているところだ。
ジョーはティッシュで、俺の顔を拭う。
拭われる度、ジョーの濃い匂いが鼻を掠めて、
俺は、これまでにないくらい興奮してしまっていた。
だけど、ジョーの前で冷静を努めた。
「ちょっと匂い残ってるな。ウツミ顔洗ってくるか?」
「‥このままでいい。大丈夫」
態度はたぶん普通、だけど声が上ずる。
顔にかけられて興奮してるなんて思われたくない。
あちこちキレイにすると、ジョーは俺を押し倒した。
「次はウツミの番だな」
と、嬉しそうな顔をしながら。
濡れている短パンを、脱がされる前にとっとと脱ぐ。
その間に、ジョーは手にしたローションを温めていて、
ゆっくり俺をほぐし始めた。
「ウツミ痛くない?」
「‥うん。初めは、ん、死ぬほど痛かったけど」
ジョーの頬を撫でた。
すべすべで柔らかくて暖かい。
「‥死にたいって思ってた。あの時はな」
あの時とは、俺がジョーの家にくる前ってことだ。
ジョーだったら、そこまで言わなくても察せるだろう。
「今は?」
ジョーが俺の両膝を持って、滑るように挿ってきた。
始めだけは広げられて痛いけど、
そこからはすんなり受け入れることができる。
シーツを握り締めながら、俺はジョーを見つめた。
「‥く、う、ああ、ジョーといる‥だから死なない‥っ」
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