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  [ 星が刻んだ未来さえ 3(R18) ]
2010-11-12(Fri) 06:40:46
菅生さんの指先が、俺の後に触れ、
ローションが伝い流れるそこに指を挿れてきた。
突然の圧迫に、体に力が入る。
「‥は‥あっ」
「そろそろ、これでイケるよね?」

俺は首をふるっと横に振り、ムリだと訴えた。
だけど、菅生さんはそんなものに興味はないし、
俺からの訴えなんて、きっとどうでもいい。
自分にしか興味がない、そういう人なんだと思う。

胸も後もじわじわと指で攻められて、
込み上がるなにかを腰に感じた。
瞬間、俺はあっという間にイッてしまった。

ドライにイッたから精が出ることはない。
それでも、俺のソレは辛そうに震えていて、
菅生さんがにやりと微笑んだ。

「いけない子だねマイト君。
 僕はイッていいだなんて言ってないよ」
「すみま‥せん‥」
「さあ、僕のを銜えて。いかせてくれるね」

胸と後を疼かせたまま歯と指を離す、菅生さん。
俺はそれに耐えながら、菅生さんのを頬張った。

菅生さんの弱点は、裏と袋。
さっさとイかせたいところだけど、
そうするとまた半端に進撃されるだけだから、
できるだけ焦らすようにして舐める。

だけど、この人はイクのが早い。
テクニックの問題ではなくて、菅生さんが早漏なだけ。
どんなに弱く舐めても、すぐにイッてしまう。

俺の頭を掴み、喉奥に精を放出する。
そして、全て飲み込むまで俺の頭を離さない。

「‥ふう、ちゃんと飲んだかい?」
こくりと頷くと、頭部をやっと解放された。

ごほ、と咳き込む俺。
上手く飲めなくて気管に入ったらしい。
やがて、口腔に精の匂いが充満し、
おえっと言いそうになるもどうにか堪えた。

「最初は正常位、二度目は後背位。
 三度目の今日は、やっぱり騎乗位がいいかな」
菅生さんは寝転がったまま、己のそれを扱き、
俺に跨るよう目で訴えてくる。

高ぶったソレにゴムを被せ、
俺は黙ったままゆっくり腰を沈めていった。

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